【Excel】SUMIFS関数を使ってみよう
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
暑すぎて今週一週間での成果が2日分くらいしかなくて落ち込んでいるとりにくVBAです。
今回は実務で便利なSUMIFS関数を使った活用例をお示しします。
項目などをアレンジして、ぜひご活用ください。
SUMIFS関数
SUMIFS関数は、SUM関数とIF関数が合体したようなものですね。
条件に合ったものだけを足し算してくれる便利なヤツです。
SUMIFS関数の書式はこのようになっています。
=SUMIFS(合計対象範囲,条件範囲1,条件1,…)
SUMIFS関数では複数の条件を指定することができます。
条件が2つ以上ある場合は、続けて条件範囲、条件の順番で記述していきます。
Excelの画面を使って説明します。
条件と数値が入力されている表を用意しました。
ある条件に一致したものの数値を集計してみましょう。
引数には、
合計対象範囲 →→→ B2:B10
条件範囲 →→→ A2:A10
条件 →→→ "A"
を指定しています。
条件の列がAになっている数値だけ足し算されて、「30」と返ってきました。
活用例1
次のような形で、条件を参照で指定すると、簡単な検索機能みたいになってよいです。
引数は、
合計対象範囲 →→→ B2:B10
条件範囲 →→→ A2:A10
条件 →→→ E1
を指定しています。
活用例2
また、条件を参照で指定することで、簡単に表にすることができます。
先に条件の要素を書き出しておいて、表を作ります。
その中にSUMIFS関数で集計結果を計算していきましょう。
引数は、
合計対象範囲 →→→ B2:B10
条件範囲 →→→ A2:A10
条件 →→→ D2
を指定しています。
参照で指定しているので、フィルハンドルを引っ張ったり、コピーすることですぐに集計できます。
おわりに
今回はSUMIFS関数を使った活用例をお示ししました。
今回のケースでは条件を一つしか指定しなかったので、SUMIF関数でもできることなのですが、実務では条件を複数指定できるほうが便利だと思いますので、SUMIFS関数をぜひ覚えましょう。