とりにくを好きな人がVBAを勉強しています。

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【Excel】SUMIFS関数を使ってみよう

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
暑すぎて今週一週間での成果が2日分くらいしかなくて落ち込んでいるとりにくVBAです。

今回は実務で便利なSUMIFS関数を使った活用例をお示しします。
項目などをアレンジして、ぜひご活用ください。

SUMIFS関数

SUMIFS関数は、SUM関数とIF関数が合体したようなものですね。
条件に合ったものだけを足し算してくれる便利なヤツです。

SUMIFS関数の書式はこのようになっています。

=SUMIFS(合計対象範囲,条件範囲1,条件1,…)

SUMIFS関数では複数の条件を指定することができます。
条件が2つ以上ある場合は、続けて条件範囲、条件の順番で記述していきます。


Excelの画面を使って説明します。
条件と数値が入力されている表を用意しました。

ある条件に一致したものの数値を集計してみましょう。

f:id:mayo032j:20200822101140p:plain

引数には、

合計対象範囲 →→→ B2:B10
条件範囲   →→→ A2:A10
条件     →→→ "A"

を指定しています。

f:id:mayo032j:20200822102752p:plain

条件の列がAになっている数値だけ足し算されて、「30」と返ってきました。


活用例1

次のような形で、条件を参照で指定すると、簡単な検索機能みたいになってよいです。


f:id:mayo032j:20200822112650p:plain

引数は、

合計対象範囲 →→→ B2:B10
条件範囲   →→→ A2:A10
条件     →→→ E1

を指定しています。


f:id:mayo032j:20200822112727g:plain



活用例2

また、条件を参照で指定することで、簡単に表にすることができます。
先に条件の要素を書き出しておいて、表を作ります。
その中にSUMIFS関数で集計結果を計算していきましょう。

f:id:mayo032j:20200822113602p:plain

引数は、

合計対象範囲 →→→ B2:B10
条件範囲   →→→ A2:A10
条件     →→→ D2

を指定しています。


参照で指定しているので、フィルハンドルを引っ張ったり、コピーすることですぐに集計できます。



f:id:mayo032j:20200822113612p:plain



f:id:mayo032j:20200822113622p:plain



おわりに


今回はSUMIFS関数を使った活用例をお示ししました。


今回のケースでは条件を一つしか指定しなかったので、SUMIF関数でもできることなのですが、実務では条件を複数指定できるほうが便利だと思いますので、SUMIFS関数をぜひ覚えましょう。